船井幸雄さん。「私が大きな会社へ行って社長にアドバイスするポイントは簡単です。『自分の思想が徹底的に第一線まで通る仕組みをつくっておいたらいい』と言っている。これがダイレクト・コミュニケーションの仕組です。社長方針ですから。それに従って計画もつくり、具体的な対応策もつくる。社長の考え、会社の現状を一週間に一回くらい第一線まで直接に流しておいたら、会社の中が一体化していきます。」ＧＥのジャック・ウェルチは、これを経営開発研究所を通じてやったのである。よく言われるように、経営理念を作るだけではダメで、どう伝える仕組を作っていくか、である。
