中原茂明さん。「７〜８人を１グループにして、半年間で合計約２００人の社員と話をしました。（略）その時に私が例えたのは「我々は皆同じ船に乗っているのだ。船に乗っている時には船長一人頑張ったってどうしようもない。クルーの一人ひとりに至るまで頑張ることが大事で、一人のちょっとしたミスや不手際で船なんか沈んでしまう。今はそういう時だから、全員で危機を乗り越えていこうじゃないか。その考えに共感できないなら、自分から船を降りるしかない。一緒に乗っていく気がないのなら降りてもいいですよ」一人ひとりにこう説得したつもりです。（略）人間というのは不思議なもので、ちょっとしたことでも労働意欲が急に変わってくる。経営というのはそんなものの積み重ねなのかなと想います。」リーダーが直接対話していく効果。
