会計から変えていく

北岡修一さん。「会計の状態を見れば、その会社がどういう会社か、おおよそ想像がつきます。仮払金や立替金、貸付金などが多ければ、かなりいい加減な会社かな、とか、売上や粗利に対する人件費率を見れば、社内がピリッとしているか、ダラダラとしているかも、想像がついてきます。企業の活動、社員の行動の最終結果が会計数字に表れるわけですから、数字をじっくり見ていれば、そのプロセスも想像できてくるのは当然なのです。であれば、逆転の発想で、結果の数字をこう良くしていこう、こういう構成、このような比率を目指していこう、と、結果を先に決めてしまってはどうでしょうか? 当然、そのようになるように、行動を変えていかなければなりません」数字から、姿が見えるようになれるか。どのような数字を目指し、どんな行動を取るのか。