約束のホームラン

nakatomimoka2009-04-12

1926年、カージナルスとのワールド・シリーズ開始の前日、ヤンキースベーブ・ルースは面識のない人から電話を受ける。それは原因不明の病に苦しむ11歳の子供を持つ父親からで、ラジオでルースの活躍を聞くのが唯一の楽しみである息子にサインボールを送ってくれないだろうかという電話だった。ジョニー・シルベスターというその少年をルースは病院に見舞う。ジョニーに明日の試合でホームランを打って欲しいと頼まれたルースは、それを約束する。そして翌日、四打席目にライトスタンドへ特大ホームランを放ち約束を守る。ジョニーはその時の勇気を糧に病気と闘い、奇跡的に回復する。この話のいい所は、(1)親のすがるような願いに応えていること、(2)偉大な人物による無償の善行為、(3)困難な約束を見事果たしていること。奇跡を起こす立場になりたし。     [♪ 日比谷公園の桜]