うまい具合の目標を示す

nakatomimoka2012-10-06

広岡達朗さん。「荒川さんは、エサをまくのが上手と言いますか、導いていくのがうまいんですよ。『ワシに任せておけ。お前はホームラン50本の、打率で3割5分は打てるっ!』と言って、指導を受ける人間が、『あ、それ、やりたいな。できるようになるなら、やってみようかな』という、憧れとリアルがうまく混ざったような、実にうまい具合の目標を示して、まず気持ちをグッとひきつける。」王貞治さん「その話術で私、やられました。『おまえは努力しさえすれば必ず三冠王がとれる』『ベーブ・ルースのホームラン記録を抜くのはおまえしかいない』。これでやる気がでなかったらどうしようもないでしょう。人を指導する立場の人間というのは、そういう『やる気』を引き出すための魅力的な言葉、話術を持っていることが必須条件だと思いますよ」だよね。