戦うのではなくあきらめる

nakatomimoka2014-10-04

石田久二さん。「人生はなぜ苦しいのか。それは、世の中と戦おうとしているから。世の中は常に『ただある』だけ。その『ただある』だけの存在に、あーだこーだと意味や価値をつけたりして、さらには『強いの、弱いの』『優れてるの、劣ってるの』とかって、すぐに『差』をつけては一喜一憂する。全部自分の問題。だから苦しい。では、どうすれば苦しみから解放されるのか。それがまさに、あきらめる。戦おうとしない。ただ、身体の力を抜いて、息をふーっと吐く。その瞬間、本来冷たいはずの滝の中でさえも安らぎの場となる。この『あきらめ』の境地にこそ、究極のリラックスがある。人は息を止めるときにリラックスすることが不可能なように、息を吐くときにストレスを感じることは不可能。息を吐くときにこそ、完璧なリラックスがある」さとり。