春の陽のように修行

nakatomimoka2015-11-01

高田明和さん。「幕末に黒住教を開いた黒住宗忠は結核で死期が迫ってきた時に急にすべてがありがたく感じられ、周囲の人が気でも違ったのではないかと思うほど笑いに笑いました。その結果、病もすぐに治ってしまいました。この時の体験から、『心が陰気ならば、修行はけっして成功はしない。春の陽のようになって修行して下さい』と言っているのです。全ての宗教は光を使います。神道や仏教の灯明、キリスト教のろうそく、イスラム教では太陽を拝みます。明るい思いは脳内のセロトニンを増やし、精神を安定させます。明るい、春の陽のような気持ちで修行するには、自分の胸の中に光り輝く神々しいものが宿っていて、引き出せばどのようなことでも可能にしてくれる力を持っていると念ずるのが最も有効だと思います」陰になりがちなのを陽に変えなければ。