愛されかつ恐れられる

nakatomimoka2016-07-25

ジェフリー・フェファーさん。「マキャベリ君主論で指摘した通り、最も望ましいのは『愛され、かつ恐れられる』ことではあるが、片方しか選べないなら、愛されるより恐れられる方が、地位と権力を維持する上では遥かに得策だ。ある調査によれば、他人を評価する時には『いい人かどうか』と『できる人かどうか』という二つの尺度が広く用いられているという。そして、『できる人』とみなされると、タフな人間だという印象を与えることが確かめられている。ライス自身が忠実な部下に打ち明けた所によれば、彼女の信条はこうだ。私に敵対する人はきっといるだろう。だが私に何ができるかを知ったら、結局は味方に回る。ライスは正しい。あなたに権力があり、それを行使する意志があるとわかれば、大方の人は味方に回る」愛されようとしすぎてきたな。