ライバルの成長を祈る

nakatomimoka2018-06-07

中野信子さん。「あなたにはライバルといえる仲間がいますか。あなたはその仲間の成長を心から願うことができるでしょうか。『負けてほしい』と思うのが本音かもしれません。しかしそんな本音はギュッと畳み込んでどこかへ捨ててしまい、仲間の成長を心から祈ってください。それがあなたの成長にも繋がるからです。というのは、人間の脳はもともと共生を好むのです。最も古い爬虫類脳は個人が生きるための脳、旧ほ乳類脳は個人の生命維持から一歩進んで、種の保全のために働く脳、そして新ほ乳類脳はもっとも人間らしい脳とも呼ばれる部分で、社会的な関係をスムーズに進めるための脳、いわば共生を志向する脳です。つまり、脳は戦ってだれかを蹴落とすことより、共生をめざすことのほうが高いパフォーマンスを発揮できるのです」ライバルの成長も祈る。