ナレッジ・マネジメント

タシット・ナレッジ社のデビット・ギルモア社長はハーバードビジネスレビューの中で、「ナレッジ・マネジメントは公表型より仲介型が正しい」と書いている。社内のあらゆる知識や情報を吸い上げようとする公表型のものは機能するはずはない、情報を隠そうとするのが人間の本質だからだという。むしろその本質的な課題は、結びつくべき人同士をつなげることにあるという。ポイントは何かの見返りが得られる時には喜んで情報を提供したがる人間の心理だそうだ。皆さん、ナレッジ・マネジメントを導入するときはここに注意ですぜ。