「が」の論理の貫徹

加藤秀俊さんがこういうことを言っている。たとえば、食堂で学生に食事をご馳走するようなとき、「カレーでいいです。スパゲッティでいいです。」という言い方を三人に二人はするのだと。「カレーがいいです」という主体的な選択の方が、ささやかながらご馳走するほうにとっては気持ちがいい。カレーかスパゲッティかなどはささいな話だが、人生において、”が”の論理を貫徹するか否かは大きな違いとなるのだと。あなたの人生、「が」の論理で選んでますか?