余暇ではできぬ自己実現

船井幸雄さん。「しかし、私の長い間の人生経験では、余暇でもって自己実現をするというのは不可能に近い。余暇がプロにならない以上、自己実現になりません。私はいつも思うんです。豊臣秀吉が出世したのは、自分の仕事を天職を思えたからだ。自分の仕事が天職だと思う努力をまずすることでしょうね。プロの条件というのは、コツを知っていることです。楽しく効率的に、そのことについてすべての人を満足させ、自分も満足させることがプロの条件です。まず仕事が好きで好きでこんな楽しいことはないというふうになってください。」余暇はある意味片手間であり、全身全霊を打ち込まなければおそらくは自己実現の感覚は得られぬのであろう。