新事業は一人に任す

nakatomimoka2005-08-26

南部靖之さん。「新しい事業に乗り出すときに、原則としてその提案者一人にやってもらうのも、その人のエネルギーを最大限に発揮してもらうためです。というのは、こういうものを合議制で進めようとすると、必ず否定的なマイナス思考の意見が出てくる。困ったことに、そういう意見を出す人に限って、次々に悲観材料を並べ、しかも理路整然と反対論を唱えるから始末に悪い。どうしたものか、日本にはこの手の”秀才”が多いのですが、このやっかいな秀才が大きな障壁になるんです。それに、だいたい新規事業というのは限られた予算と期間のなかで軌道に乗せなければなりません。グループによる合議制でいちいちみんなで話し合って決めていたら間に合わないし、ロスも多い。」悲観論の”秀才”になっていませんか。