直接コミュニケーション

ダイエー樋口泰行さん。「就任早々、全店長に電話したんですよ。一日半、ずっと電話しっぱなし。『とにかく改革を進めるから現場は踏ん張ってくれ』と伝えたんです。電話のねらいは、社内にいつでもトップから直接電話がかかってくる雰囲気を作ることでした。緊張感がある半面、トップが話を聞いてくれると現場が感じれば、閉塞感がふわっと取れる。」ローソンの新浪剛史さん。「『一緒にやっていこう。みんなローソンに人生を賭けてきたんだろう。俺も三菱商事を辞めてきた』とじかに話しました。ローソンをどうするか。地域のお客様に喜んでもらうのが、我々のアイデンティティーだと掲げました。そのために何をすればいいか、一緒に考えていく。現場との直接コミュニケーションを、前の体制ではやっていないんですよ。」トップが、直接。