リーダーシップの技術

ジェームズ・オトゥール教授「これまでのリーダー像は、きまって大声で命令し、あちこち走り回ってはあらゆる仕事に首をつっこむタイプである。しかし、ハーマン・ミラー社のマックス・デュプリーは自らの経験から、大声で怒鳴ったり、鞭で叩いても、従業員の勤労意欲を増進させることはできないことを理解した。リーダーシップの技術とは、マックスの言うように、『従業員が自らの任務をもっとも効率的に達成できるような環境を整えてやる』ことであるからだ。つまり、部下の任務遂行の邪魔になっているものを取り除くことが重要なのだ。いってみれば、リーダーとは部下への『奉仕者』なのである。本当のリーダーといえる人物は、部下の潜在能力を最大限に開花させることのできる人物でなければならない。」部下の邪魔を取り除いていますか。