対人交渉力と変化対応力

細野真宏さん。「これからも技術は大幅に進歩するでしょう。それでも、『対人交渉力』と『変化への対応力』だけは、決して機械に置き換えらることはできない、人間の重要なスキルです。しかし本来、対人交渉力も変化への対応力も、ビジネスマンが日常的にトレーニングできるものなのです。たとえば普段の会話のなかで、相手の話を『つまり、それはこういうことですね』と要約する習慣を身につければ、情報の本質をつかむ訓練にもなるし、本質を適切につかめるようにもなれば、わかりやすく説得力のある会話ができるようになり、それがそのまま対人交渉力の向上につながります。また、ちょっとした出来事でも、『なぜ起こったか』と、その原因をつねに考えるようにしていれば、自ずと変化への対応力が養われます。」日頃のトレーニングの心がけを。