ギリギリの目標を掲げる

柳井正さん。「チームを組むには、達成すべき目標が『努力するに値することだ』という認識と情熱を全員で共有してもらう必要がある。そこで重要なことは、努力したらできるギリギリの高い目標を掲げることだ。高い目標を共有するからこそ、人は熱狂的に働ける。ハロルド・ジェニーンは、『マネジメントには目的が、献身がなくてはならず、その献身は情緒的な自己投入でなくてはならぬ』と言う。僕は『情緒的な自己投入』とは経営者や上司のガッツだと思っている。『ビジネスで結果を出す』という意味でのガッツである。日本では目標達成に向けた個人の努力のプロセスを評価する傾向が強いが、僕は、プロセスは結果を検証するために不可欠な要素だが、評価は自ら設定した目標を達成したかどうかでのみ判定されるものだと思っている。」然り。