これをやると何百回も言う

柳井正さん。「人を動かすには、トップの覚悟が必要だ。覚悟とは、『これをやる』と部下に会うたびに何百回も言うことである。上司でも部下でもそうだが人は保守的なものである。新しいこと、今の状況や環境を大きく変えることはできたらやりたくないものだ。それでも会社を成長させよう、収益を上げようと考えたら、やるべきことはやらなければならない。例えば、人事異動などの人材配置では、部下の嫌がる人事であっても、正当で部下にも会社にも為になることなら明確に伝え、適正な配置に変えるべきである。せっかく人材を集め、合理的な仕事をするための組織をつくっても、社員が会社の方針に納得し、さらに仕事に熱い情熱を投入できる人間関係を築かないと、組織は機能しないし、それゆえ結果を出すこともできない」会う度に覚悟を伝えよう。