大人の勉強の仕方を

大久保幸夫さん。「同じ覚えるのでも、丸暗記(知識記憶)ではなく、背景を理解して理詰めで覚えたり、見たり書いたり口に出したりと五感を活用して覚えたり(経験記憶)、体に覚えさせたり(方法記憶)するように工夫することです。また、学習には累乗の効果がありますから、勉強をはじめた当初はなかなか成果がでないとしても、我慢して続けているとある時期から急速に成果が上がるようになります。たいていの人はこの急カーブに乗る前に挫折してしまうのです。典型的な例は英会話ですね。あともう少し我慢して続けていれば、きっとできるようになっていたのです。試験勉強で一夜づけした学生時代に戻ってはいけません。『脳の機能を知って、大人の勉強の仕方をする』ことが大事なのです。」忘れないために、口に出して人に話してみることから。