親和動機と勢力動機

金井壽宏さん。「我々には、成し遂げるということを、ほかの人々と一緒に出来たときに感じる喜びというのがある。いくつになっても、自分が一等賞を取ることだけを考えている人とは付き合いにくい。ひとと共にいること、他の人々、特に若手を育むこと、ときには大切な人々に依存すること、好きな人と親密になれることがひとにとって大事だ。達成動機だけでは足りない一つの領域は、親和動機や親密動機だ。また、基本は一人で起業したひとも、業容が大きくなるにつれて、他の人々を通じてことを成し遂げたり、また、大きな絵を描いて人々を巻き込んでいったりすることがもっともっと必要になってくる。達成動機だけで足りないもう一つの領域は、こういう影響力や勢力、パワーへの動機だ」ありますね、モティベーションの源泉に。人と共に、人に影響を。