己丑の年の始めに

nakatomimoka2009-01-05

今年の干支、己丑(つちのとうし)について関西師友協会。「『己』という字は糸筋を整える、糸の乱れを正して、治める、という意味を持っています。また『紀』と同じく『己を正す』ことを本義としています。従って、何事につけても、紀律・法則・道というものを鮮明・明確にしていくことが大事であります。また『起』にも通じ、屈曲したものが伸びる、奮い起つ、という意味も持っています。一方、『丑』の字は、母の胎内にいた赤ん坊が体外へ出て、今まで曲がっていた手を伸ばすというところから『始める』『結ぶ』『掴む』という意味を持っています。以上要するに、本年は、何事に対しても正しい道筋を通し、物事の乱れを治め、整えていく、また、紀律・道義というものを正していくことによって大いなる発展が期待できる年であります」よい年にしよう。