デブリーフィング

茂木健一郎さん。「宇宙飛行士が帰還した時、『こういうことがあった』と体験を報告することを『デブリーフィング』といいます。本来は軍隊などで使われた用語で、前線からの帰還兵に、その任務の遂行状況や戦況を報告させることを指します。今は、事故や災害に遭って精神的な傷を受けた人や、困難な任務を達成した時に、感情の発散や経験の再構成をさせ、トラウマや心理的後遺症を残さない為に行われます。僕の場合、自分の経験をちゃんとした『意味』として保存しておく為にブログを書いています。人間の記憶は、出力を通して整理され、意味という抽象概念化を通して初めて『経験』という、応用可能なものに変化します。ブログを書くもう一つの理由は、出力することで経験の意味を捉え直し、自分の人生を再構築することにあります」日記、書こうかな。