美味しいとは思う。でも、とんでもなく好き、というわけではない。ある先輩など、死ぬ前に食べるとすればラーメンだ！と言われるのだが、残念ながら、どうしても途中で飽きてしまう。伊丹十三監督の『タンポポ』などを見ていると、ほんに美味そうなのだが、気がつくと丼が空、と言う境地には至らない。原因を分析するに、おそらくは猫舌が原因なのではないか、かと思い当たった。今は敬遠しがちだけれども、学生時代は『天下一品』が好きだった。（どうでもいいことだが、天一の字を隠すと、下品になってしまう。）個人的にいままでのベスト３は、北大の学生さんにオススメを聞いて食べ回った中で一番だった札幌の『五丈原』、スープが美味かった恵比寿の『らーめん香月』、そして東京時代に通った替え玉の『九州じゃんがら』。なんだか、食べたくなってきたぞ。
