うどんの愉しみ

nakatomimoka2009-06-20

中学・高校の頃、土曜日の昼には祖母がうどんをよく作ってくれた。甘めの稲荷がはいった「きつねうどん」や「とりなんば」。風邪をひくと、うどんしか食べられない。大学の下宿から、這うようにしてうどんを食べにいった記憶がある。NYではさすがに家の近所にはうどん屋がなく、チキンスープを飲んで寝込んでいた。東京から大阪に出張で来たときは、同行していた関西出身の先輩が必ずうどん屋に寄ったっけ。ふだんは大好きな沖縄そばでも、本当に体調の悪い時はだめで、関西風のうどんを食べに行っていた。関西に戻ってきたので、今はいくらでも食べられるのだが、案外風邪の時ぐらいしか食べない。讃岐うどんのうまい店があって、最初はえらく感動したのだが、最近は限界効用が低減して感じられる。うまい、うどん、食べたいなあ。風邪でもひこうかな。