毎日が最後の一日

nakatomimoka2009-09-17

ルキウス・セネカさん。「生きることを学ぶことほどむずかしいことはない。しかし、生きることは生涯をかけて学ぶべきである。どんな時間でも自分自身の必要のためだけに用いる人、毎日毎日を最後の一日と決める人、このような人は明日を望むこともないし恐れることもない。人生は3つの時に分けられる。過去の時と、現在の時と、将来の時である。このうち、われわれが現在過ごしつつある時は短く、将来過ごすであろう時は不確かであるが、過去に過ごした時は確かである。この過去を放棄するのが、多忙の者たちである。多忙の人々にはただ現在の時だけが関わりを持ち、しかもそれは捕らえることもできないほど短く、その短い時でさえも、方々に気の散っている彼らであるから、知らぬうちに取り去られてしまうのである」どんな時間も自分自身のために。