半分は生徒の選んだ練習を

nakatomimoka2010-03-17

吉田洸司さん。「放課後の練習の半分は、生徒たちのやりたいことをやらせます。朝の練習後に、『今日は何を練習したい』と聞き、半分は彼らの選んだ練習をする。こんな取り組みを始めたのも『部下は上司の鏡』という言葉に触発され、自分自身を見つめるようになったからです。『自分が人生の中で最も学力が伸びた時はいつだったろうか』と考えたんですよ。それは、周りに言われてではなくて自分で『やらなきゃ』と一念発起した時でした。そこで練習にも生徒の自主性を取り入れたわけです。全部を生徒に任せると練習のレベルが下がってしまいますから、半分にした。これを始めてすぐに、試合を行う度に生徒たちが強くなることに気づきました。負けたら、生徒たちは少なくとも半分は自分の責任だと思い、勝てば自信をつけます」自主性に任せて。