目標より遠くにゴールを定める

nakatomimoka2011-03-25

林成之さん。「自己報酬神経群とは『自分へのごほうび』をモチベーションに働く部位であり、この部位が活発に働かないと脳は活性化しない。重要なのは、活性化はごほうびが得られたという『結果』によって起こるのではなく、ごほうびが得られそうだという『期待』によって起こる点だ。ごほうびが得られた、つまり結果を手にしたと思うと、むしろ脳の機能は低下してしまうのである。集中力を維持するにはこの脳の仕組みを利用すればいい。ゴールの仕方に集中する、あるいは、目標よりも遠くにゴールを定めるのだ。そうすれば、実際のゴールの手前で脳のパフォーマンスが落ちることはなくなる。(略)対策は巧みだった。壁ではなく、壁をタッチした後、振り向いて電光掲示板を見た瞬間をゴールだと考える訓練を重ねたのだ」ゴールの先まで。