相槌から生まれる幸もある

nakatomimoka2011-09-27

鈴木義幸さん。「相手の映像を変えるには、こちらが話すだけでなく、相手に話してもらうという方法もあります。話を聞くことで、相手の映像づくりをアシストするのです。「へえ、何が刺激的だったの?」「どんな感じのメロディー?」「体が動き出しちゃう感じ?」質問を重ね、視覚的要素を引き出す。聴覚的要素も、触覚的要素も引き出す。ドキュメンタリー映画の監督になったつもりで、相手の体験をベースにした映像を、相手の中にふくらませていく。これまで観た映画を聞いてもいいし、コンサートを聞いてもいい。スポーツの体験でもいい。とにかく肝心なのは映像化です。相手の表情が見る見るうちにはつらつとしてくるのを、目の当たりにすることができると思います」聞き上手の人と話していると、幸せな気持ちになってくる、その聞き上手に。