原田隆史さん。「日本一の実現には、より効果的な目標設定の技術が必要です。そのため、かなりの試行錯誤を重ねました。現在、私が提供している長期目標設定用紙では、『最高の目標』『中間の目標』『絶対達成できる目標』という三段階で目標を立てさせます。このようにしたのは、目標の設定が個人により、あまりにも違いすぎるためです。ただ、『目標を立てなさい』といって設定させていると、いつまでたっても『総理大臣になりたい』『億万長者になりたい』など夢のような目標を立てる子がいるのです。そうかと思えば、『お金を貯めて週末に少年マガジンを買うことです』と、明日にでもできる簡単なことを目標にする子もいます。不可能なほど高かったり、逆に低すぎる目標は子どものやる気につながりません」上手な目標設定が成功の第一歩。
