共感脳のセロトニン

nakatomimoka2011-12-24

有田秀穂さん。「『ノルアドレナリン』も脳に『興奮』をもたらす物質ですが、ドーパミンがもたらす興奮が快感なのに対して、ノルアドレナリンがもたらすのは、『怒り』に近い『危機に対する興奮』です。これが適切に分泌されると高い集中力を維持でき、情報処理能力も向上するため、効率よい仕事ができるようになります。ただ、ノルアドレナリンはストレスに反応して分泌されるので、ストレス状態が長く続くと、ノルアドレナリンが過剰に分泌され、脳の興奮がコントロールできなくなってしまいます。そして、うつや強迫神経症など様々な神経疾患を招いてしまうのです。『共感脳』は、自分の心を他人の心とシンクロさせる機能を持った、ある意味最も人間らしい脳です。その共感脳を活性化させるのは『セロトニン』という神経伝達物質です」セロトニンやい。