パーキンソン凡俗の法則

nakatomimoka2015-02-17

粟津恭一郎さん。「C.N.パーキンソンは、こんな話を紹介しています。ある組織の幹部が2つの新規プロジェクトについて話し合いました。一つは原子炉の建設について、もう一つは自転車置き場の建設について。原子炉の建設についての議論はわずか数分で終わり、建設はその場で承認されました。ところが、自転車置き場の建設については、議論が数時間に及びました。私たちは、自分が良く知らないものについては、それが自分にとって重要な議題であっても、恥をかきたくないという気持ちから発言を控える傾向があるそうです。一方、自分の意見を言いやすいものについては積極的に発言する傾向がある、というのです。パーキンソンは、このことを『議題の1項目の審議に要する時間は、その項目についての支出の額に反比例する』と表現しました」確かに。