イメージベースの言葉

nakatomimoka2015-12-24

粟津恭一郎さん。「シンシア・エンリッヒらは、歴代のアメリカ大統領40人分の就任演説や、就任後に評価の高かった演説を、使っている「言葉」に注目し、「イメージベースの言葉」と「コンセプトベースの言葉」の2種類に分け、演説の中で登場する数を数えました。「イメージベースの言葉」とは、「手を差し伸べる」「汗をかく」「耳を貸す」のように、五感を刺激し、具体的な映像が頭に浮かびやすい言葉です。一方、「コンセプトベースの言葉」とは「要求する」「努力する」「理解する」「考える」など、概念を伝える言葉です。分析の結果、歴史的に高い評価を得ている大統領ほど、演説において「イメージベースの言葉」を多く使う傾向があるということが分かりました。「イメージベースの言葉」を使うことがビジョン浸透につながると考えられます」五感に。