仏界のヒエラルキー

nakatomimoka2015-10-14

橋本麻里さん。「ものすごく簡単に仏界のヒエラルキーを説明しておこう。その最も重要な基準となるのは『悟りを開いたかどうか』である。そりゃそう。釈迦を含めて悟りを開き、真理に達した存在は最上位の『如来』に属する。2番目の階級は将来悟りを開くことを目標に現在修行中で、人々を救うために働いている『菩薩』。この2階級が本来的な意味での『仏』の像。3番目の『明王』は密教の中で考え出されたグループで、頑迷な人、切迫した危機に瀕している人を救う為に、厳しい顔つきをしている。4番目の『天』はインド古来の神を取りこんだ階級で、如来、菩薩、明王の邪魔をする仏敵と戦うガードマンの役割を果たす。阿修羅はというと、六道に分かれた迷いある者の世界のうち、人間界より悲惨な修羅世界の住人であり、所属は『天』の部」知らなかったです。