本質的な勝負力

nakatomimoka2016-08-07

桜井章一さん。「勝負所では全身全霊で立ち向かって行かなくてはならない。全身全霊というのは、持てる力を100%出し尽くすことだ。通常、人は真剣にやっているつもりでも、100%フルの力は出ていないものだ。よくてせいぜい70%とか80%といったところだろうか。勝負所を越えようとするギリギリの力。それは普段なら40キロしか持てない人が、80キロ持てるような火事場の馬鹿力的なものだ。崖っぷちで発揮される本質的な勝負力というのは、普段から不利な状況でも逃げずに対処するという姿勢で生きていないと鍛えられない。苦境にあれば、むしろ好んでその中に飛び込んでいく。たとえチャンスをつかむのがうまくても、勝負所で逃げの姿勢になってしまう人は、最終的には勝つことができない」どうしても逃げの姿勢になってしまいがちなのを。