高等なフィクション

nakatomimoka2016-10-31

鮒谷周史さん。「遠大な目標(ならびに、それに付随する、より近い将来における、複数の目標)も設定していないのに、モチベーションが湧くはずがありません。私が高井伸夫先生に教わった印象深い言葉に、『他律的に窮地に追い込まれたときに反射運動として馬鹿力を発揮するのとは異なり、衣食住足りてそこそこの満足感のある状態のなかで、ハングリーな気持ちを高めることは、ある種の高等なフィクションであり、よほどの強い克己心・向上心・自律性・問題意識を備えていないと非常に難しい』というものがあります。『特に、これは効いた』というものを一つ挙げるとすれば、なんといっても『ちょっとやそっとでは到達し得ない、遠大な目標に向かって、人知れず、日夜、努力し続けている俺、かっけー』という物語を作ること」格好いい自分の物語を編む。
出典:http://www.2nd-stage.jp/