幸せを見るための災難

nakatomimoka2017-04-06

小林正観さん。「人は、自分がいかに幸せな状況の中で生きているのかに気がつきません。それは、海に泳いでいる魚が、自分が海の水に囲まれて生きていることに気がつかないのと同じです。海の中で生きている魚は、海を見ることができません。それで、『自分も海を見てみたい』と思い、釣り人が垂れている釣り糸にかぶりつくのです。すると海の上にひっぱりあげられる。それで初めて、魚は海というものを見ることができるのです。釣り上げられた魚が『私』なら、釣り上げた人とは『神さま』。釣り上げられた状態は『事故、災難』。海とは、『幸せ』そのものです。神様に『幸せというものを見せてください』と言うと、神様は『わかりました』と言って、災難や事故というものを起こして、私たちを釣り上げてくれます」今すでに、幸せなのだ、ありがとう。