子どもの頃から、身体が固いことに関しては筋金入りで、幼稚園の時に先生から「この子かたいわぁ」と言われたのを覚えている。前屈は当然マイナス十何センチで、合気道をやっても身体は一向に柔らかくならず、後輩からは体の固さを芸のネタにされる始末で、前屈で指の先は床につかぬまま人生を終えるのだろうと思っていた。昨年の高校の同窓会で、Eikoさんの、ベターッと開脚の本が話題になり、同級生の女性がヤムナというボールを使ったストレッチのインストラクターをされているということで、男性３人が今年の一月から月に一度のレッスンをしてもらうことになった。並行して、１月１日から毎日５分ぐらいのストレッチを欠かさず続けてきた。12月のヤムナのレッスン後に、反動をつけてではあるけれど、指先が一瞬床についた。ちょっと感無量である。
