漫才はむつかしい [漫才の愉しみ]

nakatomimoka2017-12-15

その年に新しく職場に来た者はすべからく一芸を披露すべき、というルールがあり、職場の忘年会で出し物をすることになった。編成上、二人が余ったといわれ、そうだ漫才をやってみようと思い立ち、その日のうちに台本を書きあげて、もうひとりの方に翌日に幹事の方と共に説得に赴き、快く了承いただいて、読み合わせをしただけでリハーサルもなく本番に臨むことになった。幹事が原稿を準備してくれたという体裁にして、台本を手に持ってのいわば「リーディング公演」ではあったのだけれど、はっぴをはじめ準備をしてくれた幹事さんたちと、相方(もうひとりの方のことです)のキャラクターのおかげで本番では(たぶん)笑いを取れていたような気がする。新しいことに挑戦することが少なくなる中で、漫才をやったことのある人生になったことを嬉しく思おう。