発達の最近接領域

nakatomimoka2017-12-29

菅原洋平さん。「ひらめきは、すでに脳の中では答えが出ていることの中から起こります。私たちは、『ハッ』と気づくと勝手に体が動きます。自分の内側から『知りたい』という強い動機が湧き起り、体は自然に動きます。この状態は、ロシアの心理学者レフ・ヴィゴツキーが提唱した『発達の最近接領域』として知られています。私達人間は、半分は自分だけで解決できるが、もう半分は自分の力だけでは解決できない課題、両方が50%ずつの状況になると、内側からコンコンとやる気が湧いてくると考えられているのです。この状況が作られていれば、私達は常に目の前の仕事に対してやる気をもって取り組めます。脳が気づきやすい課題設定は、『ちょっと頑張ればできそうな課題』に取り組むことで、エラーレス・ラーニングと呼ばれています」ちょうどいい課題を。