行為の結果を動機としない

nakatomimoka2018-03-12

上村勝彦さん。「『あなたの職務は行為そのものにある。決してその結果にはない。行為の結果を動機としてはいけない。また無為に執着してはならぬ』。これは『ギーター』のうちでも非常に有名な文章です。行為が必然的に悪い結果をもたらすとはいえ、我々は隠遁者のように社会生活を放棄し、行為を捨ててはいけない。つまり無為に執着するのは正しくないと教えています。『ギーター』では、何か行為をする場合、その結果を動機とすべきではない、ひたすら行為そのものに専念せよと教えています。この教えは日常的なレベルでも役に立ちます。自分が何か行為をやっていて、もし成功すればこういう果報があるとか、失敗したら大変に悪い結果になってしまうとか、そう思ったとたん、その考えに執着して失敗してしまう」行為そのものに集中してやること。