2割できればリリース

西村誠司さん。「このパレートの法則を私流に解釈すると、『物事は、2割が完璧なら大体完成している』となります。最終的に目指すべきビジネスのクオリティを10とすると、核となる重要な部分が2できた時点で、それなりの完成度になっているということです。であれば、さっさと商品やサービスを世の中にリリースしたほうがいい。サービスを完璧なものに仕上げていく作業はそこからじっくり取り組めばいい。当社がPCR検査事業をいち早く始められたのは、私の中にこの2割ルールがあったからです。多くの人は誤解していますが、たいていの物事は時間をかければうまくいくというものではありません。にもかかわらず、ほとんどの日本企業がリリースまでに時間をかけ過ぎているのです。失敗しそうになったら、すぐに諦める」まずは始めることを優先して。