1,3,9の法則

本多正識さん。「『1,3,9の法則』ということを私の授業では教えています。『1,3,9』とは『1フリ、3ボケ、9ツッコミ』というものです。ひとつのフリに対して、3つのボケを考えて、ボケひとつひとつに3つずつ(合計9つ)のツッコミを考えてみる』というものです。漫才やコントを見ながら、どんなボケがくるのか、そのボケにどんなツッコミをするのか予測しながら見てみてください。続けていくうちに、フリを見ただけで、『こんなボケがきそうだな』と先が読めるようになってきます。例えば、2分のネタだったら、5秒のフリ、5秒のボケ、5秒のツッコミの合計15秒をワンセットと考えて、ネタ全部で8つのブロックの構成にすることができます。ボケとツッコミの両方で笑わせることができたら2分で最低16回も笑わせることができます」予測。