サードエイジ

石山恒貴さん。「サードエイジとは、ピーター・ラスレットが唱えたことで知られている。ラスレットはサードエイジを、アメリカやイギリスなどの長寿化により生じた時期であり、第2の時期であるセカンドエイジでは成し遂げられなかったことを達成する人生の充実期だと説明している。片桐恵子は、サードエイジとはセカンドエイジとは異なる社会との関わりの活動をする時期だとする。活動には様々なものがある。就労、無償ボランティア、有償ボランティア、NPO活動、学習活動、趣味を極める、などである。それが新しい志向の枠組みとしての創造性、言い換えれば『英知』にもつながっていくという。経営哲学者のチャールズ・ハンディは、ヒンズー教では、人生を学生、世帯主、隠遁、托鉢の4つに区分したというが、隠遁がサードエイジであるとする」第三の時期。