兆候はある

ボストンコンサルティング堀紘一さんは、「5年後は読める」、という。それは、5年後に大きく現れるものは、すべて今の時点でその兆候が出てきているからだ、と。いきなり出てくるのではなく、注意深く観察していれば、その芽は必ず現段階で現れているのだ、と。たしかにそうなのだろう。変化はペーハー反応のようなもので、最初はゆるやかな兆候として現れ、ある時点で一挙に知れ渡り、ブームとなる。小さな予兆を組み合わせて、トレンドを予測できるか、が求められているのであろう。