死中活あり

せっかく「六中観」をやりはじめたので、全部行きましょう。本当にせっぱ詰まった死の中に活がある、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」ということだそうだ。六中観で好きなのは、「忙中閑」「苦中楽」「死中活」「壺中天」と、閉塞した状況の中で、あるいは絶望的な感覚となるような状況で、「いやしかし」と気持ちを反転させるところ。自分の今の状況を鑑みるに、中途半端な生煮え状態であり、むしろもっと自分を追いやらぬと反転せぬのではないかと反省するところあり。