耳を傾ける

その下で人が育つ人と人が育ちにくい人とがある。その違いは、部下の言葉に耳を傾けるかどうかというところにあると思う、と松下幸之助さんは書いている。日頃部下のいうことを良く聞く人のところでは比較的人が育っている。それに対して、あまり耳を傾けない人の下では人が育ちにくい。なぜそうなるかというと、やはり部下の言葉に耳を傾けることによって、部下が自主的にものを考えるようになり、そのことがその人を成長させるのだと思う、と言われる。むべなるかな、むべなるかな。