耳を傾けて

住友金属の新宮康男氏は、社内・社外を問わず、人とフランクに接し、相手の話に誠実に耳を傾けたという。このことの大切さは、日向方斉氏から学んだという。日向氏は、決して問答無用で物事を進めるタイプではなく、部下が相談に訪れた時は、応接のソファーに場所を移し、必ず相手も座らせてから話を聞いたという。聞いて貰えないと言う前に、まず、自分が聞かねば。相手を座らせて。