人生の四住期

古代インドの法典では、人生を20年ごとに区切ってやるべきことを行っているという。20歳までの「学生期」は知識や世の中のことを学ぶ時期、40歳までの「家長期」は自分、家族のために必死に働き、自分を磨く期間、60歳までの「林住期」は仕事一途の生活を脱し、林で今後の人生を考え、今までに蓄積したことをチェックしてみる時期、そして60歳以降の「遊行期」はそれらを後生に残し、社会に伝えるための活動をする期間。野村正樹さんは、日本人サラリーマンは60歳まで「家長期」のまま突っ走ってしまいがちであると指摘していた。でも、まあ、まだ必死で働かなくっちゃ。