感性の磨き方

83才の彫刻家、建畠覚造さんは、感性は習練の産物だという。「感性は持って生まれた才能といわれるが、決してそうではない。終生かけて磨かなければならない」と。だいぶ昔になるが、90年5月号の会社の社内報の特集で「感性の磨き方」というのをやったことがある。さまざまなレベルに応じて感性を磨くコツを取り上げたものだが、はたして企画した本人の感性や今いかにというと、はたはた心もとない。感性を磨くヤスリを探しけむ。