望みは遂げても満足がない

タイトルの「望みは遂げても満足がない」とはシェークスピアの『マクベス』に出てくる言葉だそうだが、河合隼雄さんは、「物質的な豊かさ、生活の快適さはあるのに、幸福が感じられない。科学技術や経済的な豊かさ、欧米の人生観などの強い影響が我々の生活に大きな変化をもたらしているが、これに『心』の変化が追いついていない」と指摘している。満足を伴う望みを設定すべきなのであろうけれども・・・。